色
皆さんには好きな色があると思います。
暮らしの中で好きな色に囲まれていることは
素敵なことですね。
ただし、インテリアとしての色を考えるときには
好きなだけではいけない場合もあるようです。
色味のある色を
「有彩色」といいます。
赤や青などがそうです。
反対に色味のない黒や白などを
「無彩色」といいます。
そしてこれらそれぞれに
「明度」と
「彩度」が関係してきます。
明度は色の明るさ暗さで一番明るいのは白です。
彩度は色の鮮やかさで彩度が高いほうが澄んだ色
彩度が低ければくすんだ色になります。
色の与える効果として
●白:清潔感がありシンプル、お部屋を広く、天井を高く見せる効果があります。
●黒:重厚感、リッチな感じを与えます。お部屋を狭く見せる効果があります。
●赤・オレンジ・黄:暖色系の色です。暖かな感じを与えるので北側の部屋などには適しています。
ただし、気分が高揚する効果があるので、ゆっくりとしたいリビングなどに使うときは
彩度を下げて柔らかな感じにしたほうがいいでしょう。
●青・青緑:寒色系の色です。気持ちを落ち着かせてくれる色なので、寝室などには適しています。
お部屋も広く見せてくれるので、洗面室やトイレなどにもいいでしょう。
主な色だけをご紹介しましたが
色の与える効果は意外にも大きいものです。
お部屋の色を決めるときには
自分が持っている家具の色なども考慮すると
より一層色の統一感が出てきて
素敵なお部屋になるでしょうね。
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